ClaudeにAIを使ったシステム開発方式を比較してもらっただけの雑記事
「Agentic Coding、Vibe Coding、No-code/Low-code with AIの違いって何?」とClaude君に尋ねた回答(+微修正)をそのまま貼るだけの雑記事。
それぞれ厳密な定義はないでしょうが、まあ現状そんなものかなと思えたので。ちなみにContext Engineeringはこの比較軸に含むようなサイズではないと思うので入れてません。
1. Agentic Coding
AIが「自律的な開発エージェント」として動作し、複雑なタスクを計画・実行・修正する。
特徴
- 開発者は依然として技術的理解が必要 - AIの判断を評価・修正できる能力が求められる
- 複雑なタスク処理 - マルチファイル編集、リファクタリング、バグ修正を自律的に実行
- 反復的な改善 - エラーを自己診断し、解決策を試行
- 開発環境の完全操作 - IDE、ターミナル、ブラウザを統合的に使用
使用例
開発者: "このReactコンポーネントをTypeScriptに変換して、適切な型定義を追加してください"
AI: [複数ファイルを分析し、依存関係を理解し、型定義を生成し、テストを実行]
代表的な製品
Devin、GitHub Copilot Agent Mode、Cursor Agent Mode、Windsurf、Claude Code
2. Vibe Coding
開発者が「雰囲気」や「アイデア」を伝え、技術的詳細は完全にAIに委ねる。Andrej Karpathyが「コードの存在を忘れる」と表現したように、実装の詳細から完全に解放される。
特徴
- 技術的知識は不要 - コードの理解や記述能力がなくても開発可能
- 自然言語で完結 - “こんな感じのアプリが欲しい”という曖昧な要求でOK
- 即座に動作するものを生成 - プロトタイピングに特化
- コードは「ブラックボックス」 - 生成されたコードの詳細は気にしない
使用例
ユーザー: "Instagramみたいだけど、犬の写真専用で、毎日ランダムに1枚しか投稿できないSNSを作って"
AI: [完全なWebアプリケーションを生成]
代表的な製品
Bolt.new、Lovable.dev、v0.dev、Replit Agent
3. No-code/Low-code with AI
ビジュアルインターフェースとAIを組み合わせ、ビジネスロジックに集中した開発。
特徴
- ビジュアル開発が主体 - ドラッグ&ドロップ、フローチャート形式
- AIは補助役 - ワークフロー提案、最適化、自然言語からの変換
- ビジネスユーザー向け - IT部門外でも使える設計
- 既存のテンプレートやコンポーネントを活用 - ゼロからの開発ではない
使用例
ユーザー: (Bubbleで画面をドラッグ&ドロップで作成)
AI: "このワークフローにはエラーハンドリングが必要です。自動で追加しますか?"
代表的な製品
Bubble.io、Zapier、Make.com、n8n
タスクの種類や業界に特化したようなプラットフォームが多数存在。
使い分けの指針
Agentic Codingを選ぶべき場合
- 既存の大規模プロジェクトの改修
- 複雑な技術要件がある開発
- コード品質が重要な本番環境向け開発
Vibe Codingを選ぶべき場合
- アイデアの迅速な検証
- 非技術者による開発
- 使い捨てのプロトタイプ作成
No-code/Low-codeを選ぶべき場合
- 定型的なビジネスアプリケーション
- 長期的な保守が必要なシステム
- チームでの協働開発
これらの開発方式は相互排他的ではなく、プロジェクトの段階や要件に応じて組み合わせて使用されることも増えています。